ケートロのゲーム情報局

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レビュー風感想 龍が如く7外伝 名を消した男

 どうもケートロです! 

 先日龍が如く7外伝をクリアした。本作はシリーズを代表するキャラ「桐生一馬」を主人公として、龍が如く6から7,そして最新作の8に至るまでの過程を描いている。ジャンルはシリーズおなじみのアクションで、恒例の町遊びも搭載している。これから本作の良い点を中心にまとめる。(アクションの感想はクリアしてから半年後に書いている。書くの忘れて放置してた)

 コンパクトかつ印象的なストーリー

 本作は外伝ということもあり、ストーリー自体はそこまで長くない。本作は6にて社会的な死を迎えた桐生が、その名を隠し「昭和のフィクサー」と呼ばれる大道寺一派のエージェント「浄龍」として活動するところから始まり、それがやがて7での事件に繋がっていく、という流れで進行する。元々本作は7で初めて桐生一馬を知ったプレイヤーに桐生の人となりを理解してもらう「名刺代わり」の作品になっていると開発者は語っている。その通り7で龍が如くに入った私は本作で桐生一馬のことを好きになった。ストーリー中には過去作のオマージュや繋がりを感じさせる要素も多分に含まれているため、シリーズファンも楽しめる(というよりファンだからこそ最大限楽しめるといってもいい)ものになっている。特にエンディングはファンこそ考え深いものになっていると思う。

 以上より、本作はシリーズ初プレイの方をターゲットにしているわけではない。本作を遊ぶのであれば最低限7のプレイは必須といえる。なんなら6の結末や「沖縄の子どもたちとの関係」も押さえておくと良い(YouTubeとかで調べるが吉)。

 個人的には7プレイ、過去作の流れを調べておく、ぐらいやっておけば十分本作を楽しめるだろう。キャラも魅力的でよくまとまっているため、遊んでおいて全く損がない。相変わらずのどんでん返しもしっかりあるため期待を裏切らないものだろう。

アクションと街遊び

 龍が如くシリーズ本編はRPGだが今作はアクションになっている。こちらは気持ちの良い打撃感が印象的な高品質のものになっている。相変わらず小回りは効かないものの単純に楽しい。エージェントスタイルは比較的大人数相手でも戦いやすいものになっていて、新たなプレイ感を生み出している。

 今作は基本的に(龍8では登場しない)大阪が主になっていて、遊びのレパートリーも変わらず豊富だ。特に闘技場は桐生以外のキャラを操作することも可能になっていて、アクションを存分に楽しむことができる。

 個人的には桐生の着せ替え機能が一番好みだ。

まとめ

 龍8クリア後にこのまとめを書いているが、龍8を100%楽しむためには今作はかなり重要なストーリーであると感じる。個人的には龍8の前に、龍7の後に遊ぶべき作品だ。