どうも、ケートロです。
今回はロストジャッジメントの追加DLC「海藤正治の事件簿」のレビュー及びストーリーについて書いていきたいと思います。
本編発売から半年後の配信ということもありレビューや考察がものすごく多いわけではない(多分)のでせっかくプレイしたし書き留めておこうかなと。
特に本編とのストーリーの作り方の違いを中心に語ります。またストーリーについてはネタバレを含みますので、未プレイの方はレビュー部分のみご覧いただき、ストーリー考察はクリア後にご覧いただければと思います。
ちなみにこのタイトルは遊ぶべきです(確信)
それではいきましょう!
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概要
海藤正治の事件簿とは、ロストジャッジメントの追加DLCで(2回目)税込み3300円です。デジタルデラックスエディションに同梱されています。
ロストジャッジメントはセガの龍が如くスタジオが制作し、「キムタクが如く2」なんて言われてる(実際はそんなこともないのですが)リーガルサスペンスアクションで、いじめ問題に端を発した殺人事件と、正義や法のあり方を描いた作品です(こちらのストーリー考察もいずれまた・・・)
海藤正治の事件簿ではキムタク演じる八神の相棒である海藤正治の過去、ヤクザ時代の恋愛にフォーカスしています。かつての恋人「美希子」の現在の夫「貞本響也」が、探偵である海藤に「自殺した美希子を探してくれ」と依頼されるところから物語が動き始めます。
詳しいあらすじは公式サイトに譲るとして、レビューに入りたいましょう!
ゲームプレイのレビュー
基本的な操作は本編と同じで、探偵パートや戦闘パート、ムービーシーンを順に繰り返しながらストーリーは進行していきます。
ただ海藤らしさを出した要素もいろいろありまして、探偵パートでは「海藤ノーズ」や「海藤イヤー」を活用して探索を進めていきます。まあ操作はおんなじなんですが、探索についてはかなり充実してまして...
舞台となる神室町には猫がいたり、海藤の過去の思い出が蘇る場所があったり、東城会の代紋が落ちていたりします。これらを見つけることで新しいスキルをGETできたり、強力な裏ボスと戦えるようになります。全部見つけるには神室町のあちこちをうろうろする必要があり、正直めんどうです。ただサイドケース(サブクエ)がなく、ストーリーも本編ほどの長さではない中でしっかりやりこみ要素があるのはとてもいいことだと思います。
また戦闘パートでは海藤らしいバトルアクションが楽しめます。拳で戦い、敵の攻撃に合わせてボタンを押すことで敵の体制を崩せる「ハジキ」などを使う「カチコミ」スタイルと、近くのものを振り回して敵をなぎ倒す「テッパン」スタイルを使い分けて戦います。八神とは違う打撃感、爽快感を味わうことができる素晴らしいアクションに仕上がっています(なんなら八神より好きかも)
ロストジャッジメントの追加DLCとして、文句なしなクオリティのゲームプレイであり、確実な面白さがあったと思います!
ストーリーについて(ネタバレ注意)
今作のストーリーは一言でいえば「勧善懲悪」です。
ロストジャッジメントは敵対する人物にもそれぞれの正義があり、「本当に八神が正しいのか?」とクリアした後も考えてしまうものになっています。(前作もそんな感じでしたが、今作はより鋭利だと思う)
しかし海藤正治の事件簿において対峙する敵「貞本響也」は完全な悪です。同情の余地なんて全くないし、歪んだ正義すら持ち合わせていません。海藤の行動も基本的に感情移入できるものだし、奴が最後に死ぬのも順当でしかありません。
ここが決定的に本編と違う部分で、評価が多少分かれる部分でもあるでしょう。ただ海藤正治という人間を深掘りする追加DLCとしては理想的だし、ジャッジシリーズらしいどんでん返し(響也が黒幕であるという)もしっかりあり、完成度も十分であると評価したいです。
あと最後の展開も驚きましたね。いやーびっくりした。
まさか美希子と結ばれ、幸せになるっていうハッピーエンドになるとは全く思ってませんでした。美希子が死ぬか、生きていても結ばれないんだろーなってたかをくくってたからね。正直登場キャラが多くないので「黒幕って響也じゃね?」なんて予想はできる範疇だったので、最後にもう一回どんでん返しをいれたのはよかったと思う。それと白樺かっこいい。この第一印象と実際の性格のずらしかたもよかったかな。
まとめ
今回は海藤正治の事件簿のレビューとストーリーについて書いていきました。先述の通りボリュームは本編より大分少ないですが、しっかりとした満足感を味わうことができました。遊んでよかったです。
それではまた!
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